5月27日〜6月2日

5月27日 なやめるオスティナート

ユーフォ8話、意味深なカットの連続。流石にリアタイでは拾いきれぬ。

 

真由の譜面、この一部で「支える」が二個も。「合奏が好き」は伊達じゃない。

 

バスの通路を挟んで向かいの滝先生と久美子。天井の模様も明確に間を強調する。その奥には顧問の判断に対する疑念のきっかけとなった釜谷すずめ。なんともな一枚。

真由の「なんでもする」宣言シーン。久美子の正面に立つ真由が半身を傾けて、

戻る。この時点で真由は久美子のちょっと左に見えるが、これは久美子をナメて黒江を映すアニメの技法的な問題で久美子の正面に立っていてもこう映すだろう。が、

足を映すとあら不思議!正面ではございません!

 

ユーフォで上から映すとき、大体ロクなことが起こらない。久美子vsあすかとか夏紀のオーディション部屋突入とか。

 

「それが北宇治」シーン。久美子さん、大事なことは目を見て話したほうがええね。

dアニのサムネがよりもよってここなの、オタク?

 

髪いじいじ緑輝、シンプルかわいい。例え世界がもとかなに靡いても私はもとみど。

 

アニメで謎に株を下げ続けた奏、ここにきて求や久美子を気遣ったりと良さが出始める。やれば出来る子。編成落ちの際、動揺している描写があり、落ちても表情一つ変えていないと描写していた原作とは若干異なるのだが、ここで真由の「みんな一緒に吹けるといいね」発言に「本気で言ってます?」と返すあたり、発表前に自分が編成落ちする可能性を考えていたのは変わっていないように思われる。別に原作通りにする必要もないけれどね。

 

色々見所はあったのだが、ここの何気なく挟まれた「二人っていつの間に仲良くなったの?」が結構肝だと思っている。この二人はオーディションで落とされた上級者の先輩と落とした初心者の後輩であり、部のヒリついた雰囲気と合わせて夏紀と久美子の時より条件が悪い。にも拘わらず仲良くなっているのは、北宇治の健全に切磋琢磨しあうという理想が決して夢物語ではないことを示している。同じ朝食のシーンに挟んだのは上記の真由の台詞に対する対立軸だからではないだろうか。

近頃どうも原作既読勢には、最終楽章を単にコンクール至上主義に対するアンチテーゼがメインの露悪的な物語だと思ってそれありきの解釈をしたり、キャラを組織論とかに当てはめて遊ぶのにご執心な人が散見されるが、正直だいぶクリシェ化してきていると思う。東方の雑なキャラ付けが定番化した二次創作みたいな。それなら久石奏、萌えだ……とか言ってる方がまだ作品と向き合っているように思える。それはそれとして確かに久石奏は萌えやねんけど。

 

5月28日 新時代の扉

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」を観た。これがまあ面白い!現状今年のベスト映画になりそう。

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RTTTの時からそうだが、とにかくレース中から日常まで顔の表情を用いた描写が非常に多彩。顔に魂が宿っている。あとは劇伴や効果音も素晴らしい。純粋に映像作品としての質が高いので、ウマ娘知らなくても全然単体で観に行って欲しい。

競馬もの・史実ものとしても、劇場版なのでコンパクトに面白いところをかいつまんでいて良かった。特に4戦4勝無敗引退コンビのフジキセキアグネスタキオンの扱い方が良くて、この手の作品は「たら・れば」をいかに美味く調理するかが醍醐味だと思うのだが、史実のレース結果を反映しつつ二期ラストのテイオーvsマックイーン in 2400m ようなロマンも盛り込んでいて文句のつけようもない。

ちなみ定時で上がって映画館に行ったのだが、終わって出てきた天候が悪化して電車が止まった。走って帰ろうかと思ったが(影響され過ぎ)雨もヤバくなってきたので断念。所詮はヒト男。

5月29日 神エク〇〇

モブサイコⅢ、面白かったね。

職場でやることが無いよ~って喚いていたら、いつも外注していると思しき膨大な集計作業が回ってきた。とかく物量がヤバいので神エクセルワーカーになって関数をいじくっている。理系の修士出てやることがこれ?と思わないでもないがやることが全く無いよりましなので仕方がない。プログラミングの勉強でもしようかな(しない)

会社の飲み会でアクアパッツァ作った写真見せたらひとうけ取れた。場を選ばずに公開できる趣味って偉大。

5月30日 安全になろう系

川崎まで出張して安全講習みたいなやつを受けてきた。不適切な使用でジャッキが飛散するのを眺めたり、迷走電流で火が付くのを眺めたり、安全帯を付けて宙づりされたりして面白かった。講習作る人も色々考えてるね。

宙づりになってみる2

嘘みたいなバカみたいなどうしようもない僕らの街。

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5月31日 だしにする

私はそうめんが好きで、今日はしいたけとかつお節からだしを取った麵つゆまで用意した。その話をしたら、それはそうめんが好きなのではなくだしが好きなのでは?と言われた。そうめんを3束も茹でて1人で食べたのにひどい言いがかりである。

ふと思ったのだが、「○○をだしにする」という表現があるがこの場合そうめんをだしにしてだしを持ち上げようとしているということになるのだろうか?よく分からなくなってきた。作った麺つゆがあと500mlくらいあるのもよく分からない。

 

6月1日 欠けた月が出ていた

ガールズバンドクライ9話、ここにきて更にギアを上げてきた。智が本当の意味で仲間になるに当たって踏むべき手続きを鮮やかに描いて見せた一話だったが、仁菜という主人公の魅力の引き出し方も絶妙。先に「懐いた相手には際限なく図々しい」という新たなダメさを開示しておいて、後から「気性難なのに、音楽に対する事なら罵られてもこの笑顔で返してみせる懐の深さ」を示す。どちらもこのタイミングでこそ開示する意味があって本当に抜かりが無い。

河川敷で「ヘタクソー!」と叫ぶシーン、私は嬉しさのあまり部屋で踊り出してポケットからスマホを落としました。リビングの無駄な広さ。

ダンジョン飯もアストロノオト、終末トレインも面白かった。良いアニメがいっぱいだ。

6月2日 無為無策

昔は何の予定も無い日は無いなりにのんびり過ごせばいいじゃないと思えていたのだけれど、1人暮らしを始めてからどうも変な座りの悪さを感じるようになってしまった。外は次の瞬間雨が降るかみたいな天気がずっと続くから出る気がせん。最低限炊事と掃除だけしたらベッドで横になってもじもじネットサーフィンしてる時間が長い結構ダメ気味な1日だった。いやダメってこともないんだけど。なんだかなあって言いそうになる、というか言ってる。脳が人生の進捗を欲しているのかしらん。ピクオリとヤンリンがVIP入りしたのは進捗に入りますか。

グダグダしてたけどユーフォ観たら脳がシャキッとしてきたので、外で刺身と天ぷらで酒飲んでオタクとRTTT観た。ギリ耐えの一日。

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