5月20日 なついろフェルマータ
ユーフォ7話。TL中がなかよし川の氾濫に怯えたり、黒江真由の闇に戦慄していた。どっちも怖いが、前者は饅頭怖い。
黒江真由の「私は何にも固執出来ない。そんな人間は好かれないだろうし私も好きにならない」宣言、先週書いた田中あすか的なリアリズムと諦観に通ずる要素を感じて勝手に納得。
ちなみにこのカット誰も言及している人を見ないのだが、現像出来なくて~から続いて首から下が磨りガラスで隠れた黒江真由の象徴するところは、間違いなく久美子の「窓開けるのが上手」に対する強烈な皮肉だと思うのだがいかがだろうか。
5月21日 丁寧な暮らし(1)
一年前くらいから顔のニキビが出来るペースが上がっていて、寝不足が原因っぽいし致し方なしと放置していたのだが(怠惰だね)、引っ越して睡眠時間を結構確保するようになっても一向に改善しないのでいい加減手をつけるかという気持ちになった。色々調べたがとにかく洗う時も顔は擦らなければ擦らないほどいいらしい。え?そこから?と思ったあなた、そう。そこからなんです。化粧水とかも買った。
5月22日 本当の夢を
トラペジウム 、正直東ゆうの魅力が全然分からん…のまま終わったんだけど、アイドルやるモチベが無くて嘘にも薄々勘付いていたであろうくるみが壊れるまで付き合ってた理由を用意するなら、それが東ゆうの魔性だったんすかねえという理解をした
— 羊 (@ur173432401) 2024年5月24日
先に友達になってもらってから、ロボコンを手伝ってもらってから段々思惑と嘘が露見していったっぽいの、処理し切れずに情緒がバグってそう
— 羊 (@ur173432401) 2024年5月24日
トラペジウムの大河くるみについてぼんやり考えていたのだが、東ゆうがしでかしたことの中で対くるみ編が一番キツいなあと思う。高専の中で相当に孤立していたとみられるくるみにとってロボコン繋がりの同性の友達が出来たことに対する喜びと、そこからこいつ実はロボット興味無いな……え?アイドル?と嘘に気付いたところの落差、考えるだに恐ろしい。
連想したのはぼっち・ざ・ろっく!の後藤ひとりで、バンドをする願いを叶えてくれた虹夏に対して、8話より前から「虹夏ちゃんの本当の夢も(まだ知らないけど)叶えてあげたい」とモノローグで語っている。(これがアニオリなの凄すぎる、吉田恵里香氏恐るべし) 最初の接触に使ったのが嘘の興味で、友達居なさそうな所も都合がいいなと思って、目的も隠していた訳で、ゆうとくるみの関係は上のやつを二回りくらい邪悪にした感じだと考えるとなんか変な笑いがこみ上げてくる。
そして、それ踏まえて尚くるみは限界までアイドル稼業に付き合っていたのが凄い、凄過ぎる。借りを返したと判断するタイミングを失ってずるずるといってしまったのか?正直書いた人が他3人のことをあんまり深く考えてる感じがしないので、脚本の粗として処理してしまっても構わないのだが、好意的に深読みするならカメラマンの男がおもしれ~女って眺めていたのと同じように、アイドルが好き過ぎるのを全然隠さなくなってきた泥臭いゆうに一周回って惹かれてしまったのではないかと思える。ダメンズ好きみたいで業が深い。
いち観客としては東ゆうにそこまで惹かれなかったが、大河くるみの視点を借りると、ちょっと判るような気がした。変な映画。
5月23日 ニラソバ?
髪切りに行ったらお客さんまつげ長いですね〜って言われたら。百合漫画のイントロ以外で聴いたことないよそんな台詞。
このツイートみてニラソバなるものを作りたくなったのだが、よく読まずに作ったから勝手に汁無しにしてしまった。美味い。ちなみに蕎麦に刻んだニラを載せるタイプのニラソバもあるらしい。
毎日ニラソバを作り続けたら(1/2) pic.twitter.com/2K2cKGVcAA
— ムキ子(ムッキー) (@MukkyinSydney) 2024年5月20日
5月24日 誠意
飲み会するって言われていたけど当日まで店の連絡が無いのでポシャったか?と思っていたら案の定だった。仕方がないので映画館へ。デデデデの後編とウマ娘で迷ってこっちにした。
観た直後は、SF要素とか設定は微妙だけど個々のキャラクター造形は結構好きなのでまあ面白かったかなと思ったのだが、「おんたんは彼女自身の選択の結果についてなんの責任も果たしていない」という指摘を見かけて、「あ~」と声が出た。観ている途中は全くその部分に意識が向いていなくて、というかそこに向かないように作ってあったなあということを認識し直したという感じ。
なんかどうしようもないスケールの事件が起こって、なんか家族とか友達も無為に死んでいくけど、出来ることなんてないからおんたんはその現場に居なかった。おんたんと門出の絆が尊いものであったことは否定しようがないが、危機を前に何かしらのアクションをするものは愚民の如く描写され、おんたんの選択や無為はなんとなく肯定されたまま幕が引かれた。前編の時に書いたが、日常が崩壊していく物語を我々は最早他人事として見れない訳で、原作連載時はともかく今お出しするものとしてこれってどうなん?と思わないでもない。気難し過ぎか?
主人公の選択で東京が滅茶苦茶になるという点については「天気の子」も似た所があるのだが、穂高が大人の慰めすら退けて自らの意志で東京を水に沈めたことをきちんと抱えたのって誠意だな…と思い出したりもした。
5月25日 丁寧な暮らし(2)
少し前、ゲームをしていると台所から大変けたましい音が鳴り響き、そこには予想通りの光景が広がっていた。寸法的に食器カゴの脚の1つがシンクの縁に乗らないので、適当なまな板を噛ませていたのだがこの日の荷重に耐えきれずバランスを崩し、悲惨な結末を迎えた。
仕方がないので、寸法を測りちゃんとした「板」を買おうと思ったのだが、たわまなければなんでもいいただの「板」を買うのに意外と手こずった。木製のものを除外するとAmazonと楽天市場では見つからず、研究室時代以来縁の無かったモノタロウに会員登録して、寸法を絞ってようやくお目当てのものを手に入れた。ありがとう、三菱ケミカルの塩ビ板。
ピタッとハマる買い物に成功するとささやかながら他では得難い幸福感がある。しかし板を買ってから、小さいのを探せば食洗機が乗る気がしてきた。欲には限りがない。
づけまぐろ丼。
ブリ照り。自炊大好き?
5月26日 その100点を削り出せ
久しぶりに牌をカチャカチャしたいなと思って雀荘に行ってきた。セットの方が好きだけどぼっちちゃんなのでフリーへ。
どこかのオーラスで3着の上家と2万点差のラス、供託一本あったので倍ツモ条件。中中1234555789s8m(ドラ8m)にツモ6mで聴牌するも歯を食いしばってツモ切ると親と3着目から二軒リーチが入り横転。上家から6sが出たのでチーして絶叫しながらドラを切り、さらに上家から赤5sが出たので満貫デバサイだったが、よく考えるとこれで同点。席順であえなくラス。100点差に泣いた。5sポン打中とどっちが良かったの分からんね。
リゼロの一期を観ていて、主人公のせいだけで状況が悪化した訳ではないのに全部自分のせいだと言って嘆くのは逃避の変形でしかない思ったのだけれど、そこを取り扱わずにぬるっと立ち直られてしまったのがなんとも。挫折と復活のプロセスを成立させるのって難しい。
晩飯、ステーキ肉を買ってみたが微妙に固くて悲しい。自分で炒めたガーリックライスの方が美味い。