3月4日~3月10日

3月4日

滞在期間も折り返し。やり残す事が無いように、というかやり残したことがあるとまた来ることになりそうな縁起の悪さがイヤ。今週はグルメ強化週間ということで早速タイ料理を開拓。

これはクンチェーナンプラーという料理で、要するにエビの刺身サラダ。エビそのものは普通だが、タレの味が猛烈に濃くて癖が強い。そして超辛い。どうあがいても酒のつまみにしかなりようがない。日本人の酒飲みの中でも相当好みが割れそうな感じ。

 

続いてトムカーガイ。写真を見てシチューやクラムチャウダー系の味を想像した人もいようが、全く違う。ココナッツミルクをベースに酸味と、パクチーレモングラス等のタイ料理のいつメンスパイスによって構成された、ざっくり言えば辛味抜きトムヤムクンである。さっきの奴に比べれば穏やかだが、これも落ち着かない味。あと安い店だから仕方ないけど、硬くて食べれたもんじゃないスパイス達が具に混ざりすぎている。鶏肉はまあまあ美味しい。

 

今日はこれ以上冒険出来ないなと思って、無難に揚げ春巻きを注文して終了。2~3本かなと思ったら6本来た。

 

これ量どれくらい?みたいな細かいコミュニケーションが出来ないというか億劫なので、こんな事が頻繁に起きている。帰ってから体重計に乗るのが本当に怖い。

3月5日

会社でポチタ(仮)達にまたランチに招待される。見るからに地元民向け、しかも一切の英語を廃した店に連行され完全に生殺与奪を握られる。

 

ジャブとしてテーブルに置きっぱなしの謎の甘味を勧められる。ココナッツ味の層の下に謎の緑の層が眠っている。常温なのがなんとも言えない食感。

 

麺の種類、太さ、量などをポチタに聞かれたので麺類なのは分かっていたが、謎の油そばのようなものが着丼。一杯はかなりコンパクトで、わんこそばみたいにお代わり前提だが、杯ごとに麺をカスタマイズできるという仕組みらしい。タレが何で構成されてるのかよく分からんが濃厚で美味い。説明なしで連れてくるだけある。

ポチタにこれなんていう料理?って聞いたら「ボーヌードル」って聞こえたので、”Bowl noodle”?料理名とか無いのかもなとその時は思っていた。

 

一個目の謎のスイーツの正体が気になっていたので「タイ デザート ココナッツ」等で検索すると、皿の形まで完全に一致したものが出てきた。緑の層はバイトゥーイという植物で出来たものらしい。知らんことばっかりだ。ちなみにこのサイトは殆どのタイ料理を写真付きで網羅していて非常に便利。もっと早く知りたかった。

thailand-navi.com

 

で、ここまで伝統的なものが出ているなら、あの麺も名無し料理ってことないんじゃないかと思い至って色々調べたらどうやら "Boat noodle" だったらしいという事が分かった。言われてみれば店先に舟のオブジェがあった。

gekiuma.net

スープは豚の血を入れたナムトックです。

え?

 

という事でダマで結構ディープなものを食わされていたことが判明した。いやまあ美味しかったからいいんだけどさあ……

 

 

夜、どうせ半端に和食洋食に高い金出すくらいなら、タイ料理のグレードを上げたらいいじゃないということで、強気にショッピングモール内のやや高級店を選択。

赤いスープでエビが入ってたら不味いことないでしょということでよく分からずに注文した一品。ところが、酸味と辛味は程好いがスープに謎の癖がありいまいち乗り切れない。

これは「ゲーンソム」らしい。なんで先に調べないのかって?日本語が併記されていないメニューは読めないから食べるまで分からないんだねえ。開拓の難しさ。癖の由来はタマリンドという豆なのか、他にハーブ的なものが入っているのかも分からない。

thailand-navi.com

 

ご飯もの。これは見るからに周りの薬味をお好みで合わせながら食べてねってやつですね!分かります!と思って少しずつチマチマ食べていたのだが……

 

「ヤムってさあ混ぜるって意味だよ?何その食べ方は?」

富豪村なら処罰されてた。まあでも美味しかったからOKです。

thailand-navi.com

 

一番最後に、最初に来てほしかった前菜盛り合わせが来た。ポメロとピーナッツのサラダが感動的な美味しさだったが、その他揚げ物の量がやばすぎて撃沈。一種類一個でいいんだって…… 

 

今更だが、例えば中華料理の中でも町中華なら一人用の定食が出るのに対して、一定以上グレードの高い店では大皿で供されるのを複数人で取り分けて食べるスタイルが前提になる、というような仕組みがタイ料理店にも当然適用されることにやっと気付いた。とはいえ定食で出るような料理には種類に限りがある。一人飯は世知辛い。


3月6日

昼 揚げ鳥ライス 蒸し鶏だけを指して言うものだと思っていたのだがこれもカオマンガイらしい。

thailand-navi.com

 

夜 昨日半額で買った貝を放り込んでうどん。麺つゆが無いのを貝の出汁でカバーしようという発想は良かったのだが、貝そのものがあんまり美味しくなかった。半額だからか。早くめんつゆと顆粒だしを気軽に使える環境に戻りたい。

 

ダンジョン飯が猛烈に面白く感じる話。ギャグに紛れて淡々とキャラクターのディテールを詰めていく作劇とか、ゲームの仕様を漫画の設定に翻案する工夫と想像力とか、良かった点を色々と説明を捏ねて挙げることも出来るのだけれど、何かと食事に制約が掛かる現在の境遇こそが最大のスパイスになっているような気がしてきた。珍妙な食材を捌いて喰らって、ダンジョンをずかずか進む彼らの旅はとても楽しそうに見えて仕方がない。こういう主観的な感想も大事にしたいなというのが最近のマイブーム。

3月7日

会社昼飯シリーズも被り無しで頼むのがきつくなってきたのでそろそろ終わりかしら。今日はただの炒飯。炒飯は何故かタイ料理ですという顔をしていて、本当にどこでも食べられる。

 

夜。グリーンカレーが美味しい店があると聞いて、会社帰りの車を一人で途中下車。変な新入社員と思われていようが、かなりどうでも良くなってきた。実際一人で居酒屋に行った話をしたら面と向かって不思議ちゃん呼ばわりされたりしている。まあ不思議ちゃんなのは認めてやっても良いが、誰かが寄る辺の無い土地に私を放り込んでいなければそんな事しないんだが?くらいは返してやりたかった。嘘、全然行くかも。

 

それはともかくこの店が超当たり。こちらに来て初めてコスパと味の両方で日本のものを明確に上回る料理に出会った喜びを、一人でしみじみと噛み締めていた。嗚呼、バンコク飯。

 

ダンジョン飯・フリーレンに最新回まで追い付いた。本当はあとメタリックルージュとブレイバーンを観たいのだが、タイのNetflixに無いので代わりに薬屋のひとりごとを視聴。これを観た女子小学生の自意識を猫猫にしてしまう強烈な魔力を、悠木碧の声は間違いなく持っている。天晴れだ。

3月8日

「なでしこ、カレー麺食うか?」

「カオソーイですね、リンちゃん!」

揚げた麺とマイルドなカレーの風味が完全にカレーヌードルのそれ。日本人好みの味付けだと思う。他にたけのこに豚肉を詰めたものも頼んだのだが、豚肉に以前食べた熊肉の臭みを強烈にしたような風味がありこちらはきつかった。なかなか完璧とは行かぬもの。

麺の半分はカリっと、残りはしなっとしているのが面白い

 

ゆるキャンと言えば一期のOPとEDがなでしことリンのイメソンみたいでとても良い。なでリン、ぼ虹、ゆうみぞが好きというツボがどこにあるか極めて分かりやすいオタク。あ、でもMyGOはともたきが好き。こういう話をするためにブログを始めたのにどうしてこんなことに……

3月9日

バンコク市内で三大寺院巡り。スタンプラリーチックな回り方ではあるが、一人で気ままに回れたのでツアーの時よりは楽しめた。

 

かねてより楽しみにしていたソンブーンシーフードのプーパッポンカリーを食べられた。蟹が好きなら食べて損はない。ただ例によって量が多い。またドカ食い気絶してしまう。私はちゃんと食べきってます。

 

3月10日

チャトゥチャックのウィークエンド・マーケットに行った。

 

こういう細い路地が無数に縦横に無数に並んでいて、適当に歩いていると同じ場所に全然戻れそうにないとの評判だが、ちゃんと付番されているので確認しながら歩けば意外とそうでもない気がする。

 

「お土産は楽器がいい」という訳の分からないオーダーに答えるために、民族楽器店の場所を調べてから行ったのだが、潰れたか休みかどこにも見当たらなかった。仕方ないので代わりになりそうなものをここで用意した。期待しないで待っていてくれ。

 

そもそもお土産を買うこと自体は実は結構好きだ。渡して喜んで欲しいというよりは、旅を締めくくる儀式がしたいという自己満足な気がするけども。こんなブログに目を通してくれる読者には購読特典を用意してもよいと思っているので何かしらで言ってください。

 

帰る途中、あれ登りたいなと思ったので、

登った。

 

栄えてるところだけ切り取って見ると、東京と比較しても遜色ないような気がする。ただ、お前の都市開発どうなってんだよみたいなチグハグな風景も多い。

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展望台のチケットにドリンクがついていて、空きっ腹にスクリュードライバーを流し込んだらほろ酔い状態に。

 

で、帰りにバス乗ったんだけど、なんか明らかに郊外に向かう感じの高架道路を走り始めて、冷や汗が止まらなくなった。

おいおいおいおい

次に止まったところで即降りたらなんとか電車で5駅くらい向こうの所で済んだ。マジでビビって完全に酔いがさめた。もうバスはこりごりだよ~

 

2月26日〜3月3日

2月26日

こっちの暦で祝日。ようやく落ち着いてきたため観光へGO。何かをミスったときのリカバリーに自信が無いので、国内だったらまず行くことのないパッケージツアー(日本語ガイド付き)に参加。

まずはメークロン鉄道市場へ。何が鉄道市場なのかはとりあえずこの動画を見てもらった方が早い。

まさに常軌を逸した光景である。元は鉄道が国有化した折に貧民が住み着いてスラム化したことに端を発しているという。歩いてみた感じ、店の九割は野菜、果物、魚介、なにがしかの惣菜(大半のものがなんなのか分からない)という本当に地元民向けの市場だが、観光客が大挙して押し寄せておりそのうちもっと観光資源化していくのではないかという予感がする。そういう意味では過渡期に来たのかもしれない。

 

断頭台が赤過ぎる

 

お次はダムヌンサドゥアックの水上マーケット。まずは水着以外ではあまり乗りたくないタイプの船に乗りジャングルクルーズ(どぶ川)へ。

で、市場に到着。

 

ここから自由行動タイム。さっきのメークロンと違って、ここはゴリゴリに観光地化されており所謂木刀とか竜のキーホルダーが売っているような温度感である。日本で言ったら那覇国際通りに近い。

 

タイの陽気なおじさんが着ていそうなシャツを冷やかしていたら、

「試着してみろ」

「サイズはあってるね!600バーツだ!」

等の猛烈な押し売りが始まる。なお値札はない。触った感じかなり生地が薄いのでとても2500円の価値は感じられないので立ち去ろうとすると、電卓を見せてきて

「480にするから」

「ダメ?350!」

「もう価格打ってみ?」

と迫真の粘りを見せつけてくる。やけくそ気味に200って打ったらニッコリして交渉成立。折れて会計したらクシャクシャのビニール袋に丸めて押し込んだシャツを渡された。後でバンコクでも似たようなものを見たけど恐らくだけど適正価格100バーツだったらしい。ジョジョで似たような話あったね。

 

もう完全に龍のキーホルダーの雰囲気

アズレンかブルアカでしか見ないドレス(偏見)

ココナッツのアイス これはもりもりで60バーツ(250円) おいしい

昼はしょうもなかったので割愛。パッケージツアーはそういう所で手を抜かれると抗えないのでかなしみ。ただドリアンのアイスが付いてたのは面白かった。午後ずっと尾を引くくささ。

帰り路でチラッと塩田が見える。

ちゃんと収穫する時期に行くと珍しい景色が見れそう。

serai.jp

帰ってきて市場で買った果物を食べて寝た。

悪魔の実

ドラゴンフルーツって一番味似てるのスイカかな

ソムオー 粒の食感の主張が非常に強い 別に砂糖を掛けなくても美味しい

2月27日

宿前の通りに朝10時までしかやっていない店があるのが前々から気になっていたので出勤前に行ってみた。カオトムという雑炊みたいな料理がわずか50バーツで食べられる。肉も入っており十分タンパク質が取れて、スパイスっ気と油分が無く安いタイ料理のこの切実な有難さが読者の皆様方に伝わるだろうか。

昼飯

日本でも馴染みのある部類のタイ料理、パッタイ

ただここで食べた奴は麺がネチャっとして微妙だった。結局麺類は麺の質が一番大事(持論)

また色味ミスって病院食みたいになってる

2月28日

先日出張に行ったタイ人にランチに誘われた。ちなみに他の日本人が一緒に食べに行ってる所は見たことがない。懐かれた?

チェンソーマンのTシャツで会社に来ている陽気なオタクと相席。ポチタのおすすめで角煮みたいな豚肉入りの麺を注文。これがなかなか美味しい。



謎チップス 美味い

カフェでBlackOrangeというメニューを見つけたので気になって注文したら、本当にブラック(コーヒー)とオレンジだった。コーヒーの苦みをほとんど感じない不思議な味わい。これに限らずタイのコーヒーはかなり甘い系に偏っている。

 

夜。どーーしても家系ラーメンが食べたくなり、歩いて20分ほどのところに家系と思しきラーメン屋あったので来店。結論から言うとあんまり家系っぽくなかったし、こってりとした豚骨って感じでもない、それでいてお値段は中々立派、店を出てからここ日本じゃないからなあ……という気持ちが胸に広がる一杯だった。なんだかなあ。

 

2月29日

これは持論だが、食事は食べたいものが明確に定まった時点で、7割方勝っていると言って良い。昨日は負けたが。

今日は昨日のしくじりもあってか何を食べたいか全く決まらない。タイ料理は一旦外したいが、自炊する気分でもない。自らの食欲の輪郭を完全に見失った。

こういう状況で1人だと、ピンとくる飲食店が見つかるまで延々とさまよう癖がある。大学生の頃は、大学の近所で2時間うろついたりした。本当に食べたいものが思いつかないが、なぜか妥協も出来ない難儀な精神状態に陥った。30℃の蒸し暑い夜の下1時間ほどぶらついたが決め手に欠く店か、変な店しか見つからない。

JAPANESE KARAOKE

流石に暑すぎて限界が来たので、割り切って得意なジャンルが無いがなんでもあるタイプの日本系の居酒屋で飲むという方針を策定。あてにしていた一軒目が満席で入れず、その後やや奥まった路地で目に付いた入店。

店構えは気安い感じで良かったのだが、メニューを見てウッとなる。

異国で現地料理に飽きた所で食べたいメニューに限って高い。しめ鯖1300円とか考え始めたらもう美味しく飲めない。いやまあ日本食を食べようとする時点で覚悟せねばならないのだが、一人だとけち臭い本性が顔を出す。とにかく安いメニューに絞って頼むというかなり浅ましい孤独のグルメが始まる。

大瓶がやたら安い いいこと

タイでとりわさ食ってるの何?

こっちでも手に入るものは安い

3個しか注文できないのかと思ったら1個からいいよと言われた 愛

それなりに美味しいが、値段を考えると……という昨日と同じ負け筋を引いており、流れを変える一手が必要と判断。ここでゆず大根を注文したのだが、これが良かった。

妙手

大根、酢の物、柑橘類の皮。こちらから見て完全に異邦人である。こういう思いがけないツモが欲しくて居酒屋に来たので目論見通りの大勝利と言ってよい。ゆず大根のジェンガを崩しながら気分が高揚した。

 

ちなみにこれを着てたので店員と、

「バンドTですか?インディーズ?」

「まあそんな感じっすね~(照れ)」

という謎の会話が発生した。インディーズなのか……?

 

3月1日

上司に焼肉つれていってもらった。HAPPY

3月2日

またパッケージツアーに申し込んでアユタヤ観光。

え、手抜き?と言われると返す言葉もないのだが、なんか熱意を失った。

 

いやまあ面白くはあったんだけども、

光の差し方はやや面白い

このピンクガネーシャとか2011年に出来たばっかりで、しかも3倍の早さで願いが叶うとか言ってる訳ですよ。あまりに威厳がないっていうかB級っていうか…… 

個人の反省としてはもう少しタイの歴史とかについて勉強して、興味を持っておくべきだったかも。ガネぞうもそう思うっシャねえ……

 

ちなみにバンコクから結構遠くて5時間くらい移動時間があったので、その間に読み切ったダンジョン飯の漫画の方が猛烈に面白かった。これについてはまた別日に語りたい。

 

3月3日

第3回麻雀会ではチップの毟り方が分かってきて微勝ち。コツは自分の請求を忘れず、相手が忘れていたら黙っていることである。

あとは福岡土産でラーメンを作ったくらい。大した調理じゃないが、まな板もざるもどんぶりもない状況だとこれでも面倒。却って4月からフル装備で自炊できるようになったら楽しいんじゃないかという気がしてくる。制約と誓約だ。

 

 

2月19日〜2月25日

2月19日

こちらに来てからずっと気になっているのが、匂いがニュートラルになる瞬間が全然ないということである。路上はいつも屋台から発せられる食べ物の匂いと得体のしれない生臭さがせめぎ合っている。屋内も宿の通路・部屋、オフィス等どこにいても何かしらの匂いがする。生活空間くらい無臭に近い環境で過ごしたいのだが……  恐らく、一般にトイレの芳香剤が強力にならざるを得ないのと同じで、放っておくのが厳しい匂いを上書きしなければならないのだと思われる。キツい匂いで具合が悪くなったりする人には厳しい環境になっている。今更ながら日本の公衆衛生を向上させてきた努力に敬意を払いたい。

 

日本の冬の時期は、こちらの乾季に当たる。1週間滞在していて一回だけ、二時間ほどであるが雨が降った。今くらい匂いも落ち着くかなと思って、窓を開け放ったのだが、ペトリコールを煮詰めたような匂いが猛烈に充満していた。何をするにも加減というものを知らん奴等だ。

 

昼飯

魚の浮袋?が入ったあんかけスープ麺

浮袋自体に味はあんまりしない。食感用に入っているタイプの食材っぽい。

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晩飯

ピーマンとバジルが一回では使い切れなかったので、部屋でガパオに再挑戦。今回はバジルに最小限しか火を通さないようにしたので、ちゃんと香りを残せた。昨日よりちょっといい自分に乾杯。

2月20日

日本に出張で3日ほどカムバック。

 

移動。(スワンプナーム空港)

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移動。(乗り継ぎ一時間に対して45分の遅延)
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移動。(すでに搭乗時間を過ぎている)

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移動。(ヤバ遅刻客が緊急輸送される様子)

 

移動。(FUK岡)

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移動。(徳山着)
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気温34℃の土地から戻ってきて破滅することが予想されたが、意外に暖かく耐え。最高気温20℃で暑いとか宣っている人にはバンコク守の顔をせざるを得ない。

 

晩飯 吉野家

日本食に飢えた人のチョイス

涙が出る程美味い!ってほどでもない。普通に美味しいけどね。現金な舌の持ち主だった。

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下着泥棒のせいで、日本滞在中の分が足りずコンビニに買いに行く羽目に。マジ許せん。

2月21日

ホテルのビュッフェ形式最高!!!!!!!!!

 

他に書くことが無い。

 

昨日の飛行機ではずっとむこうぶちを読んでいた。


高レート麻雀で傀という絶対的強者と戦い敗れていく側に焦点を当てて人間ドラマを見せるというストーリーで、大体は相手がどうしようもない借金を抱えてパンクするか、麻雀に自信のあったのがへし折られるというオチである。

麻雀の内容は一生「流れ」とか「ツキ」の話をしてるのでなんでもよく、大体2~3話の単話完結なので大きな山場などもない。しかしながら既刊が61巻もあり、これだけ続くほど人気があるのは、毎回出てくるキャラとその話の魅力が最低限確保されているということで、これは中々簡単でないことのように思う。暇な時間にちんたら読むのに丁度いい温度感であった。

また傀というレギュラーキャラの内面が徹底的に伏せられており、言ってみればその回のゲストキャラを処刑するための舞台装置と化している。これが博徒の脳内で展開される一人相撲をよく際立たせている。勝つ側のキャラがどうやって勝つとかこの相手はどうだとかいちいち考えを述べているようでは、負ける側のカタルシスに集中できない。大事なお約束である。

2月22日

ジジイの朝飯。もう長くない人?

 

結構寒くなってきて、完全に鼻風邪状態になっていた。気温差25℃に耐えられる程タフではない。

 

この出張にタイ人が一人同行しており、ずっとTOEIC600点台の英語で必死に会話している。前日の夜は客先との飲み会だったのだがこれが非常に悪質で、明らかにそんなに飲みたがっていないタイ人に次から次へと飲ませ、挙句三軒目まで連れまわしていた。自分のことなら拒否するなり吐くなりすればいいが、彼に関しては日本人側に立場の違いに自覚があるのかないのか分からないが本当に胸糞悪い。今日は朝も昼も食べられていないと言っていたで、空港で豚骨ラーメンを食べたかったのを断念してうどん屋に連れて行った。あまりに不憫なので全額出した。やや押し付けがましいかなという気もしたが、全部食べて地元にも似たような料理があるよと教えてくれたので良かったと思うことにする。今日ほどもっと英語をやっていればなあと思った日もない。

 

日本食を調達。次戻るのは一ヵ月後。

 

2月23日

22日午後8時に出発して、こちらの宿に戻ってきたのが日本時間で午前6時半。これで移動が勤務時間に含まれない上に、翌日出勤日である。流石に有給を取ったが、誰がこの体験をして今後も海外勤務を希望すると思っているのだろうか?呆れるほかない。

 

とりあえず風邪をなんとかしたいが、どこで健康食にありつけるのかも分からず。近所に韓国料理店があるのを思い出し、参鶏湯っぽいメニューを注文。食べているとなんか汗がダラダラ出てくるのでなんか当たりっぽいなという感触を得る。実際午後からほどほどに復調した。

 

実は麻雀に参加したのと同じ在住邦人向け掲示板サイトで日本人の知り合いを募集しており、この前まではゲイの人から直球の肉体関係のお誘いが来るだけだったので完全に諦めていた。

一見礼儀正しいようにも見える

しかし今週になって普通の同年代日本人とコンタクトを取る事に成功。3人グループであちこち観光した。

 

年上の女性から「若者」というあだ名で呼ばれるイベントがあったのだが、あんまり心ときめかなかった。オタクってこういうのがいいんじゃなかったっけ。CV 日笠陽子か日高のりこあたりならあるいは……(贅沢)

2月24日

久々に何もない日。

そして何も飲めない日である。

 

近くのショッピングモールを観光。上の階は外車のギャラリーになっており、まあまあお高い感じの百貨店に近いと思われる。

邪神像?

わかります

昼飯

鍋で米を炊いたが、後は全部インスタント。

炊飯器って便利だったんだね。

FUK岡

晩飯

単なる寿司であれば日本で食えという話だが、ローカライズされた寿司なら現地料理と言って差し支えない。

トンチキ寿司センサーがビンビンの看板を発見し、入店。

 

かなり期待の持てるメニュー画像

GOMAAE

ところが、プレートを頼んでみると存外普通でがっかり。

くら寿司とかスーパーのパック寿司よりは美味しいくらいではあるのだが、如何せん高い。これで3000円くらい。タイナイズドされたスパイシー手巻き寿司などもいくつかあったのだが、そちらの方がおまけという感じでしかも高いので断念。無念の撤退であった。

エビ・タコだけ抜けて安いので追加した

もうなんでもいいか……となり近所の屋台で追い飯。250円のほうがなんだかんだ満足度高くておしまい。

肉、テッカテカでワロタ

屋台+穴の開いた氷は緊急避難警報

時間があったのでフリーレンを24話まで、ダンジョン飯5話を視聴。アニメは観れるときに観よ。

足パタパタマルシルかわいい。

2月25日

なんと奪われたパンツが他の洗濯物と一緒にしれっと返却されていた。なんじゃそりゃ。

 

麻雀会に再度顔を出し、前回勝った分の1.5倍くらいの損害を出す。くそったれが。勝ち頭の金でドカ食い気絶部するも、安くて美味しい中華では焼け石に水。写真の料理にビール瓶二本付けて全部でなんと4500円とかである。まあでも大勝ちからの大負けで交流は深まったのでプライスレスとする(強弁)

小籠包は2段目にも同じ数入っている

ホルモンがゴロゴロ入っていて美味い

帰りに日本系のスーパーに寄っていくと、ひなまつりの商品が店の入口にずらり。このような季節絡みの行事が、少なからず異国で長期滞在する日本人の精神的なセーフティネットになっているのではないかという気がして勝手にしんみりした気分になった。

 

2月12日〜2月18日

2月12日

 とにかく朝が辛かった。疲れが考え方にかなり響いていて、部屋を一歩出ると日本語が通じない世界が広がっているという事実に心底気が滅入る。

 

 アパート形式の宿なので朝食が出ることもない。調理器具は一式あると聞いていて、前日の夜にスーパーで卵を買って目玉焼きでも作るかと思っていたのだが、よく考えると醤油も塩も油もない。半ば自棄になって作り始めたら焼く前から黄身は割れるし、油がないから当然フライパンに引っ付くし、味もしない。無常の食事。

 無音に耐えられずテレビを付けた。唯一の救いは日本のテレビが映ることで、昨日は大河を5分だけ観て寝たのだが、その日の朝は、

 

 

 

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平野レミがうどんで鍋を混ぜていた。

(この画像はネットで拾った)

 

 

「洗い物は少ない方がいいですからね」と言うものの最終的に皿に付ける段になって、

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いやおたま使ってんじゃん。

 

料理は、自由だ。

(これ偽フリーレンっぽくて好き)

 

観ていてかなり気分が楽になった。

ありがとう平野レミさん。

 

昼飯 野菜と豚肉の煮込みスープ的なやつ 240円

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晩飯 タイ料理店で歓迎会 

海老の揚シュウマイとなんかf:id:ur173432401:20240218175718j:image

普通に炒飯 付け合わせのネギを齧ると美味しい
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2月13日

朝から完全に腹が破壊されるところから始まった。国を跨いで水質が変わるとこうなる人が多いらしいが、場合によってはこちらの水に慣れた頃に日本に戻るとまた破壊されるとか。魔虚羅になって完璧に適応させてくれ。

部屋のケトルでお湯を沸かそうとしたところ、直前になってカビが生えているのに気が付いた。

フロントに報告して交換してくれと頼んだが、明日交換しときますねって言われた。呑気か? そもそもこのケトル、蓋を外して中を洗う術がなく、カビが生えて当然の代物だった。

 

昼休みに会社の周りを散歩。面白いんだけど気温が34℃あるのでそう長く歩いていられない。

 

昼飯

適当に注文すると油分とスパイスの片方もしくは両方が必ず入ってくるので、なんか胃にやさしい料理無いですかねと日本人に聞いて教えてもらったものを注文。優しい味付けと茶碗蒸しみたいな具が良い。こういうのでいいんだよ。

 

晩飯

消化に良い料理の探索が続く。タイのお粥「ジョーク」が食べられる店を調べて注文。

maps.app.goo.gl

安い(240円くらい)が粥の下に卵と鳥団子が沈んでおりそれなりの食べ応え。それにしても写真がまずそう過ぎる。美味しかったんです……本当なんです……

2月14日

別にこの日に始まったことではないのだが、宿の所在地が歌舞伎町のど真ん中みたいな通りなので夜はこうなる。前を通ると片言の「イラッシャイマセー」が飛んでくる。

 

いやまあ合法なんだけどさ……こう慎みというか……

 

表通りもなかなか賑やかしい。なんというか今は面白いが、落ち着かないので滞在が長くなるとどうなるか分からないといったところ。

 

昼飯 野菜と豚肉の卵とじカレー風味 微妙

 

晩飯

maps.app.goo.gl

近所のタイ料理店に一人で入店。タイ南部専門らしく、メジャーなタイ料理が少ない。くじ引きで料理決める企画したら楽しそうだが、分量が一人には多いのが難点。

 

マッサマンカレーを注文。程良い煮込み加減のじゃがいもと玉ねぎが嬉しい甘めのカレー。

急激に食レポブログになってきた。それくらいしか書くことないねん。

2月15日

月曜に出した洗濯物のうちシャツやズボンが返ってきたものの、なんとパンツと靴下が未帰還。受付に言っても曖昧に笑うばかり。下着泥棒被害者の会の者ですが。

会社周りの散歩 part2

線路の脇に柵を設けるという発想が無いのか、衝撃の距離に点字ブロックが通されている。ちなみに現地人は平然と線路を横切っていた。

 

昼飯

油揚げみたいなやつは恐らくかすうどんのかすと同じようなもので、下の方の白いのが麺。要するに大体かすうどん。200円。

 

物足りなかったので、散歩中に屋台で追い飯。現地ではガパオライスとは呼ばないそうで、「ガパオガイ!」と言うと鶏肉のガパオライスが注文できる。あとバジルも日本でよく見るやつとは種類が違うらしく、香りが主張していて良かった。240円。

晩飯はここに連れてきた上司のお誘いで飲み。話していて、好んで海外畑にいる人の仕事観とはやはり合わないなと思うものの、荒波に揉まれている新入社員への歩み寄りと気遣いを感じる点はありがたいので、素直に感謝。

2月16日

普段は同じ車で帰るため固定残業が発生してBADなのだが、今日は定時で上がれる事案が発生しHAPPY

 

宿のネット回線が貧弱過ぎるので動画も観られないと嘆いていたのだが、スマホタブレットではなくノートPCだと、結構マシになることが判明。どういう原理なんだ。詳しい人いたら教えてくださいな。

 

昼飯 昨日と変わりがなくないかって?今日のは鶏肉やねん。

晩飯

maps.app.goo.gl

タイに詳しい筋からの情報提供を受けタイ料理の開拓。

別に日本食や中華、イタリアンなどの店もいくらでもあるのだがタイ料理を擦り続けているのは、普通に値段が違い過ぎるからである。前者はざっくり言えば丸の内並みである。

 

スッキー シーフードと春雨の炒め物でチャプチェの遠戚のような感じ。

カイラン菜と豚の炒め物 この手の料理は野菜が取れる上に味が大外れしない点が偉い。

 

料理は良かったのだが、この氷付きのビールが罠だった。火曜以降小康状態だった腹が翌日再度破壊されることとなる。タイの水道水は衛生上飲んではならないのであるが、恐らくこのくらいの飲食店では平然と水道水を凍らせたものを出している。火曜も前日に氷付きの酒を飲んでいるので、十中八九これが原因なのではないかと睨んでいる。

2月17日

慢性的に6割ぐらいの調子で過ごしていた一週間を終えて、待望の休日。沁みるぜ。

味の素が販売しているガパオライスのもとが良いと聞いて、宿で自作。日本で手に入りにくいホーリーバジルも売っているのでかなり良い条件と言える。

簡単に作れて普通に美味しいという、料理の一番偉いやつ。ただバジルの香りが全然しないのでどうしたものかと思ったが、先日屋台のおばちゃんが殆ど炒め終わってから投入していた気がするので、火を通し過ぎた可能性がある。ガパオも一筋縄では行かぬ。

 

午後から現地の日本人と麻雀のセット。現地に雀荘は無く、色々あって人んちにお邪魔している。

点数計算も怪しい若者を暖かく歓迎していただいて大変ありがたかった。面子が揃わないと出来ないゲームの良い所が作用したところもある。こちらに来て会社以外で初めて知り合いができたので、麻雀を覚えていて良かったと心底思った一日だった。リーチ後に嶺上ドラ6を和了るなど絶好調でHAPPYだったが、ちょっと新参者にしては可愛い気のなさすぎるレベルで勝ってしまったので若干気まずい。次行く時は手土産を拵える必要がありそう。

 

あとは移動に初めてバイクタクシーを使ってみた。要するにバイクの二人乗りでタクシーより安いというものなのだが、カスの交通治安にバンバン車をすり抜けていく運転手、挙句私だけノーヘルというマジにスリリング過ぎる体験だった。踏切の段差で軽く跳ねたときは悲鳴が出た。短い距離なら便利だが、10分以上かかる所にはもう使いたくない。何もかも大味なこの国の象徴と言ってよい産業だと思う。

2月18日

朝飯だけイムちゃんで食べてあとは宿でゴロゴロ。

本当は観光も行きたいんだけど、やる気と元気が……

1人なので一層動きづらい。だれか来ない?

2月5日~2月11日

2月5日

 久々に関東にもけったいな量の雪が降っている。生憎平日なので何もしないが、休日なら家の前の雪かきをしている所だった。無論雪で遊ぶための名目である。

2月6日

 「金で解決できる問題はケチらず払ってしまうのが結局安く済む」というスタンスで長らくやってきたのだが、完全にこれの守備範囲外のものが一つあって、それは仕事に付随して発生する出費である。金を稼ぐために働いているのに、小さいながら出費があるたびにその成果を買い叩かれている感じがして腹が立つ。

 会社の同期が可処分所得の使い道として「貯金額を見て悦に浸る」というの挙げていて、金の使い方ミリしらか?と思ったが、今の自分にはそういうセラピーが必要なのかもしれないという気がした。そんなに貯まってないのが悲しいが。

2月7日

 所用により京葉線に乗って千葉方面へ。平日でも夢の国に行く人は結構居るようで、舞浜で人が若い人達がごそっと降りていった。人が疎らになった車内でふと顔を上げて対面を見ると、窓いっぱいに広がる海を背に女性がモンエナの缶にストローを刺して飲んでいた。あの人はどこへ行くのだろうか。無性に気になった。

2月8日

 長時間移動がしばらく続くと思われるので、電子書籍を色々物色。去年末辺りに観たアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」が良かったので原作を一気買いした。

 ふざけたタイトル(実際これのせいで敬遠していた)に反して、「優しさとは」「個々人が抱える悩み」というテーマを扱う手つきは結構真面目。耳目を集めるマーケティング的な面もあるだろうが、真面目な話の後にオチをつけたくなってしまうような一種の照れ隠しもあるのでないかなという気がしていて、今となっては憎めない要素に思える。

 全然関係ないけど、逆に「愛にできることはまだあるかい」って曲名付ける人はすげえ陽キャだなとも思った。

2月9日

 職場に普段から碌でもない話ばかりしており、特に飲み会では下世話なので聞いていて辟易させられるおじさんが居る。本日その人が講師を務める講習に参加したのだが、歴戦のエンジニアの実戦経験に基づく膨大な知識量ながらよく整理された解説を一日中聞かされ、心底感心してしまった。普段は陰謀論に片足突っ込んでいるが自衛隊絡みの事だけ急に正気になる田母神俊雄のようである。飲み会でも技術的な話をしていればいいのにと思うが、仕事の話だけしていろというのも酷な話か。

 劇場版ゆるキャンを視聴。なでしこの放つ光のパワーたるや見事なものであるが、一方で廃校になる小学校を身納める犬山あおいの未亡人じみた色気も尋常ではない。心が二つある。

2月10日

 午前中は渡航用に予防接種。抗体が出来るまでの時間やそもそも一ヶ月空けて2回目を打つべきものもあることを考えると、もう全く間に合っていない。二ヶ月以上前から告知しない海外出張は全部違法にしろ。

 出国前最後のアニメ同時視聴会で「アリスとテレスのまぼろし工場」を視聴。それなりに好みが別れそうな作品で結局大きな話題にはならずに劇場公開終了してしまった印象だったが、自分としては抜群に好きな一作であると改めて思った。

 最初から詰んでしまっていた子供たちの話、罪と愛と自己犠牲の話、運命の行方を象徴する列車とかなりピンドラと共通項のある作品だと思うのだが、オタク衆にはあんまり納得して頂けなかった。そもそも似てるから何?って言われると難しいけど。

2月11日

疲れ果てた。まともな写真がない。

 

1月29日〜2月4日

1月29日

 年度内に終えれば良いと思っていたタスクの締め切りが2か月弱巻き取られてしまったため、すっとこどっこいのてんやわんや。

 現在の仕事で、部内向けにとあるソフトの使用マニュアルを作成するというものがあり、他に大した仕事もなかったので重箱の隅をつつくような条件を含めながらちんたらと書いていたのだが、先般の事情によりいい加減まとめに入らねばということに。

 ソフトを使うときの注意事項を書いて、こういう場合はこのモデルが一番良いけどこれの時は例外で、と細々と書き連ね、初心者でも読み込めば漏れなく理解できるようにと思って書いたのだが、先輩が読んで一言。

 

「細かい!細かくて長い!こんなの読んでらんないよ~」

 

 まあ身内向けのマニュアルなので冒頭に要点や結論を持ってきて、細かい注意事項はトラブルシューティングの項とか別に作って纏めれば良かった訳で、指摘は至極妥当と言える。時間が無いが仕方ないので構成を改めて殆ど書き直した。

 問題はなぜこんな駄作を捏ねてしまったのかという所だが、考えてみると最後に気合いを入れて書いた文章が修士論文だったのが悪さしたなあという結論に至った。キチンとした文章を、と思っていたら無意識にその型に嵌めていた。「〇〇とは××社が提供するなんとかソフトである。」のような書き出しをしている辺りにその片鱗が見て取れる。

 誰かが言っていた「何でも出来るようになった後に残るのが個性、その手前のやつは全部手癖」という言葉の通りである。クソ忙しい時期に手痛い勉強料を支払った。

 

 トニカワ2期10~12話を視聴。結婚、結婚か~。

 

1月30日

 ぽんのみち1話を視聴。

 春場ねぎのキャラデザで普通に麻雀するだけでそれなりになりそうなものを、蓋を開けてみれば訳の分からないものをお出しされ横転。麻雀あるあると麻雀漫画パロディをなんの工夫もなく擦るのでテンポが死んでいる。あと「麻雀っちゅうのはゲームみたいなもんや」という台詞からして引っ掛かる。

ついでにWikipediaも釈然としない。本格的……?

 

あとフリーレン20話も観た。普通に面白いが、

 ガン見し続けるユーベルに対して、能力上同じくメンチ切ってるはずなのに執拗に背中で語るヴィアベルのカット。ヴィアベルがユーベルの評価について逡巡しているということを示す演出というのは分かるが、ややシュール。

1月31日

 もう職場で何回、

「悪い人ではないんだけど」

という曖昧な弁護を聞いたか覚えていない。

「悪い人ではない」と言われる人は全員良くないとまで主張するつもりは無いが、

(対象の思考や機嫌に振り回され、あれこれ忖度せざるを得ない立場にいなければ)

という前書きは付けざるを得ない。

 大体のことは、彼らが相対的に偉くなってしまったのが原因である。成りたくなくても、勝手に年次が上がって勝手に後輩が出来て勝手に偉くなる。立場に振る舞いが追いつかないと、勝手に嫌がられる。いやもう全くもって偉くなりたくない!

 

 トニカワ女子校編を視聴。話の続きはやや気になるが、その為に原作を買うかと言われると、う〜ん。

2月1日

 天鳳は月末に順位数がリセットされるので記録。ラスり過ぎ。あと1トップで六段というところまで来ていた時期もあったのに、今は見る影もない。

 これ押したらダメな気がするんだけど……通ったら気持ちがいいから押したい!って言ってしょうもない放銃をするのであんまり才能が無い気がする。というか人生の色んな場面でこれをやって得したり大損したりしているような。

 

 麻雀は運の要素が強過ぎて、どの選択が正着だったかというのを結果論抜きに判断するのが難しい。そこで便利なのがNAGAという麻雀打牌評価AIである。多少の粗はあるが五段ぐらいの人間なら多分盲目的に従っても大丈夫なくらいに強いらしい。ただこの手の深層学習にありがちな、結局出力される結果の考察は自分でやらないといけないところが難儀。

 例えば、

 ↑ 七萬をツモってきたときに良形聴牌率の高いイーシャンテンに取れるので九萬を残したのだが、良くて平和、悪いと愚形リーのみとなる。ドラ受け・三色の種になる二索をキープせよと怒られているっぽい?(○○を選びたい!はかなり強く推奨する表現)

 

↑ 案の定愚形リーのみになったところ、ダマテン推奨。一応一盃口か両面への変化が3種あるから?

 

↑ 実は裏で絶命の危機が迫っていた。

 

 ちなみに海外出張に向けて使える見込みのないサブスクを整理するにあたり一旦NAGA とサヨナラすることに。趣味を犠牲にしている感じがして侘しい気持ちになる。

 

2月2日

 昨日から平日の朝の通勤電車内に小学生とその親が一緒に乗っているのをよく見かける。十中八九、中学受験生とその付き添いと思われる。

 仮定の話だが、自分に子供が出来たら中学受験を勧めるかどうかを考えると、かなり悩ましいラインである。良い悪いは置いておくとしても、ギャンブル性の高さは否めない。自分の人生なら賭け金にしてもいいが、他人のはちょっとなあという感じだ。

 因みに会社の人に今の心境を「左手の小指だけベットしたつもりだったのに、気付いたら左腕全部まで勝手にレイズされていたような感じ」と述べたら、全然ピンと来てもらえなかった。比喩表現の運用は慎重に。

2月3日

 新居の内見に行った。SUUMOで適当にスクリーニングした上で多くは確認していないので、まだ見ぬ良物件の可能性に後ろ髪を引かれる気がしないでもないが、もはや足踏みする時間が残されていない。そこまで営業トークがキレキレではない不動産のお兄さんの人柄を信じて彼の推し物件でほぼ決定とした。

 人柄と言えば、会社で学生の面接にいくつか立ち会ったのだがどうも周りと学生の評価が噛み合わない。最終的な決定権はほぼ持っていないので関係ないといえばそれまでだが、その基準で選考してなんで私落ちてないの?というポイントが何点かあり、またもや座りの悪さを感じたのであった。

 未確認で進行形7~9話を視聴。9話の思わず涙が溢れる小紅のシーンが素晴らしい。

 

2月4日

 そういえば年始にAnilistを作成したので共有。

anilist.co

 年代別にローラーして埋めていったので四時間ほど掛ったが、観たアニメの殆どはこれで網羅できたと思う。現在時点で時間としては約78日=4490話分(1話25分計算)観たらしい。

 評価スコアは文句なく好きな作品に10、そこに次ぐ作品に9を付け、残りは一旦保留とした。リストを観るだけでいい気分になれる作品が並んでいるのは、作った労力に見合った成果と言える。

 未確認で進行形10~12話を視聴。同時視聴会のオタクにもそこそこ好評。

 

1月24日~1月28日

1月24日

日記を付ける。頑張りたい。

 

ダンジョン飯を二話まで視聴。

かげきしょうじょの渡辺さらさ、ぼざろの廣井きくり、転天のアニスなどで好演だった印象の千本木彩花が本作も大活躍で素晴らしい。なんというか、TRIGGER映えする演技だなと思う。(他に該当するのが新谷真弓堺雅人しか思いつかない謎の概念)

1月25日

今日の食堂のメニューは豚丼で、具の隙間からご飯が覗く侘しい丼を受け取った。しかし同僚らと席で合流すると、彼らの豚丼には気前よく肉が盛り付けられていた。気のせいかとも思ったが、その場の人間が揃って有意に差があることを認めたので普通に可哀想な奴になった。すると一人が「可哀そう」と言ってふざけた様子でもなく肉を寄越してきた。突然想定を超える施しを受けるとなんというか嬉しいよりビビる方が先に来るのだが、そのうち何か返せたらと思う。

明日は職場の飲み会で、今からロクな目に遭わないような気がして気が重い。

1月26日

「○○さんさあ、海外拠点行って欲しいんだけど」

「いつからですか?」

「約二週間後くらい、期間は一か月半」

「は?」

ちなみに4月から転勤につき、そのための引っ越しも行くまでに準備せねばならない。社員の扱いってつくづく人じゃないなと思う。

 

飲み会でエラい人に「身の回りのことは心配しなくていいようにするから、頑張るべきところで頑張りなさい」と言われた。引っ越し代など諸々会社からのサポートが受けられるのかもしれないが、やっぱり出来ませんと言われたとて此方から何をすることも出来ない。「アウトレイジ」で親分の指示するままに殺しを繰り返した挙句、破門されて使い捨てられた大友が思い出される。

1月27日

人生初海外につき諸々準備。心底気乗りしない。

夜はもんじゃを食べた。写真写りが悪過ぎる。

未確認で進行形4~6話を視聴。毒にも薬にもならない話だが小紅はかわいい。

1月28日

家探し。Twitterで悲鳴を上げていたら色んな人に心配してもらった。お陰様で生きております。

初めての一人暮らしなので自分がどういう居住環境に適性があるのかさっぱり分からない。行きつけの飲み屋が出来たらいいなみたいな現実逃避しかできない。

ダンジョン飯3~4話、フリーレン19~20話、トニカワ2期7~9話を視聴。ダンジョン飯のEDが本当に好き。

TVアニメ「ダンジョン飯」ノンクレジットエンディング|「Party!!」緑黄色社会 - YouTube